Welcome to this website of Keio Open Discussion 2016
大会コンセプト
Hostとはもともと、ラテン語で“客・味方”という意味を表す「Hospes」という単語から派生し、そこから今の“もてなす”という意味が生まれました。私たちはこの大会を「おもてなし」の心を養うものにしたいと考えています。東京オリンピック招致の際、滝川クリステルさんが日本の「おもてなし」の心をアピールしていたのは記憶に新しいと思います。人をもてなす機会の少ない大学生のうちに人をもてなすとはどういうことか、おもてなしとは何かを考え、実践していくことで授業からは得られないことを学んでいきたいと考えています。
また、実はHOSTには“敵”という意味もあります。これはラテン語の「Hostem」(軍隊という意味)から来ています。議論内容への想いが強くなるとついつい熱くなって敵対的な態度を取ってしまったり、非論理的な圧力でもって議論を進めてしまったりすることがあります。そういうときこそ相手へおもてなしの心を持った発言をすることでいい雰囲気の下相手を味方につけ、議論を引っ張っていくことができるように思います。“敵”ですらもてなして“味方”にしてしまう―そDiscussion活動を通じてそのような成長をして欲しいという思いも込められています。
主催団体の沿革と歴史
慶應義塾大学英語會とは、慶應義塾大学文化連盟団体の一つのクラブであり、全国の大学にあるESS(英語クラブ)の一つです。その起源は、明治26年、福澤諭吉の長男・福澤一太郎を名誉会長とし、実用を主とする英語の研究を目的として設立された英語倶楽部に遡り、現在に至るまで123年の歴史を持ちます。慶應の中においては、最も古い文化団体の一つであり、全国の英語系クラブの中でも、最も古い団体の一つです。普段の活動は、スピーチ・ディスカッション・ディベート・ドラマ(英語劇)を通して、英語能力及び英語を使った表現力の向上をめざします。またOBには中村雅俊さんや別所哲也さんなどがいらっしゃいます。
by The Chief Executive Kohei Izuka